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シニアビジネスは男がつくる | ||
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第3章 「シニア」と「富裕層」はこう分ければうまくいく!
でもむずかしい、シニアマーケット
よくこれからは富裕層と言いますが、このマーケットは「いうは易し」で、実にむずかしいマーケットです。なにしろ目の肥えた消費者が相手ですから。 シニアビジネスは高額商品のビジネスでもあるんです。ですからむずかしい。若者のようにワンパターンではいきません。たとえば、こだわりがあるものは、高いものを使うけれども、普段の買い物は一〇〇円ショップに出かけることです。高級なところに行って買い物をし、なおかつ乗っているものもベンツだというように一律ではないんです。 ベンツに乗りながら一〇〇円ショップに行くのに抵抗がありません。行動パターンが多様化していますからむずかしい。基本的には高くても価値があると思ったものには、お金を使います。 これからのシニアはお金を使います。昔の金持ちはお金を使わずに、最後に相続税で持っていかれました。だから私は昔の金持ちのほうが浪費家だと言っているんです。相続税で払うから、浪費家だと言っているんですが、最近は利口になってきまして、お金を使うようになりました。そういう意味では、高い商品はマーケットがシニアになればなるほど、売れていきます。